今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

交通社会のお守り(ドライブレコーダー)【前編】

物騒な世の中なのかな

最近、あおり運転のニュースをよく見るようになった。おそらくあおり運転する人が増えたわけではなく、ドライブレコーダーが普及することにより、あおり運転動画がネット上にアップされ始めたからであろう。あおる人、運転の荒い人は昔からよく見かける。

私はあおり運転された経験があまりない。しかし若い頃に事故を起こしたことはある。幸いにもここ10年以上、何事もなく運転することができている。それは単に運が良いだけ。どんなに気をつけて運転しても事故に巻き込まれる可能性はあるのだ。

カメラの性能が上がり、ドライブレコーダーの映像が、証拠として扱われるようになった。もちろん状況により完全ではないが、有ると無いでは大違いである。

ということで、私もこの機会にドライブレコーダーを導入することにしたのだ。

ドライブレコーダーの選択

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ連携 ドライブレコーダー フロント用 DRV-N530

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ連携 ドライブレコーダー フロント用 DRV-N530

 
ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ連携 ドライブレコーダー リア用 DRV-R530

ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ連携 ドライブレコーダー リア用 DRV-R530

 

今回はケンウッドのカーナビも取り付けたので、ナビとシンクロさせることができる上記のモデルを選んだ。あおり運転された時のためにリアカメラも追加した。

ドライブレコーダーは、妻のクルマにも取り付けてはいるが、実際に使ったことがない。だから良し悪しを判断するのはネット上の情報に頼るしかない。この機種は、カーナビで操作・確認ができることが決め手だった。見た目も角ばっている箱なので、ランクルにも馴染みやすい。

取り付け作業の要点

今回も、電装品いじりの基本であるバッテリー端子外しなどは解説しない。以下作業は自己責任で行って欲しい。いずれ私が使っている道具や、基本配線いじりについても解説しようと思う。

ドライブレコーダーは、配線がシンプルである。この機種は特殊でカーナビに接続することが前提なので、専用配線(複数を束ねてある)1本を車両に這わせていくだけだ。普通の機種は、シガーライターコネクター(ACC・アース配線)だけなので、電装品の中では比較的簡単に装着できるのだ。

リアカメラ取り付け

リアカメラは説明書通りに取り付ければ簡単である。しかし私のランクルはリアガラスにスモークフィルムを貼っているので、説明書通りにガラスにカメラを貼り付けると、カメラの重さでスモークフィルムが剥がれてしまう。

対策は色々考えられるけど、私はドア枠に貼り付けることにした。

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ランクルのリアドア枠は細い。リアカメラのブラケットは大きいので、直接貼り付けることはできない。

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アルミのアングルをカットしたものを使って接着面積を増やすことにした。

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上写真ではいきなり貼り付けてしまっているが、実際は仮組みをして位置を決める。カメラ本体の位置、ドアを締めたときの干渉具合、熱線の位置、ワイパーの範囲などを現物合わせで確認するのである。

今回はどうやっても熱線を避けること、ワイパーの拭き取り範囲に収めることができなかった。ブラケットを追加ステーで延長しない限り、物理的に無理なのだ。結果、画像の真ん中に熱線のラインが入るし、雨の日は雨粒が気になるけど仕方ない。使いながら改良方法を考えればいいだろう。

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こんな感じでブラケットの接着面をアングルで追加するのである。最近の両面テープは高性能なので、貼り直しができないくらいガッシリと固定される。

 

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ドアを締めても本体・ブラケットは車体に干渉しない。

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本体配線の取り回し。問題なくキレイに収まった。

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配線は内張りの中に這わせる。ドア内に丁度いい穴(矢印)があったので、ここに通すことにした。

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構造上、この穴に水が入ることはほとんどないけど、一応汎用グロメットで蓋をした。グロメット内側の配線が通る部分には、コーキングを充填する。


あとは、配線を車体内に這わして、ナビ本体まで持ってくる。写真を撮ってないから一言だけど、内張りやカーペットを一部剥がす必要もあり面倒くさい作業だ。

ついでに積もったホコリを拭いたりしてキレイに掃除をする。特にウォッシャータンクのあるところは、底に水が溜まりやすく腐食しやすい部分なので要チェックだ。


ちょいと長くなったので今日はここまで。
続きは【後編】で。