製品の説明はこちらです。
組立・取扱説明書
Ⅲ.組み立て方
1.内張りに穴を開ける
六角レンチ(小)を使います。
上記写真の位置に、78プラドの3列シートアシストグリップ用のネジ穴があります。内張りで見えませんが指で押さえながら探っていくと6mmの穴が分かります。
その穴を目掛けて、付属の六角レンチ(小)を押し込んで穴を開けます。
内張りは薄いので簡単に穴が開きます。左右計4ヶ所、同じように開けます。
2.車両にメタルジョイントを取り付ける
六角穴ボルト(長)
樹脂スペーサー
メタルジョイント
赤線で囲った部品を使います。
上写真のようにメタルジョイントの長穴(赤矢印の穴)に、車両固定用の六角穴ボルト(長)を差し込み、さらに樹脂スペーサー中心の穴へ差し込みます。
※上写真は、旧部品の木製スペーサーです。現在は樹脂スペーサーに変更されています。以下写真は旧部品の木製スペーサーを使っています。少しだけ形が異なりますが使い方は変わりません。
樹脂スペーサーに上下左右はありません。またフェルト貼付け面を車両側に向けます。
突き出たボルトを、1で開けた内張りの穴に差し込み、指でねじ込みます。
真っ直ぐ入れるとボルト頭がメタルジョイントに付くまでねじ込むことができます。メタルジョイントは一番下げた位置にします。この時点ではまだ六角レンチを使いません。
同様にして、左右計4ヶ所メタルジョイントを取り付けます。
3.メインバーを取り付ける
六角レンチ(小)(大)を使います。
メタルジョイント
赤線で囲った部品と六角ボルト(短)を使います。
メインバー
端部に黄色のマスキングテープを貼っている方が後ろです。
中央のマスキングテープ2巻きはメタルジョイントの位置決め用です。
黄色のマスキングテープが貼ってある端部を荷室側(車両後ろ側)にして、中央のマスキングテープの内側にメタルジョイントが来るように合わせます。
メインバー端部にあるストッパーのネジ部が上になるようにします。
メタルジョイントは上記写真のように組み立てられます。この穴にメインバーが通ります。
上写真のようにメタルジョイントの下部で嵌め合わせます。そのままメインバーへ押し付けるとバチンと嵌まります。
そのままだと外れるので、六角ボルト(短)を指で軽く締め込みます。外れなければ奥まで締め込まなくて良いです。
同様にして左右計4ヶ所メタルジョイントを取り付けます。
再度、中央のマスキングテープの内側に入ってることを確認します。
六角レンチ(大)を使って、メタルジョイント固定用の六角ボルト(短)を締め込みます。まずは上写真のように長い方を差し込んで早回しします。
長い方で締め込めなくなったら、短い方を差し込んで締め込みます。
同様にして左右計4ヶ所、六角ボルト(短)を締め込みます。
車両固定用の六角穴ボルト(長)を六角レンチ(小)を使って締め込みます。
上記の六角ボルト(長)を締めるときは、メインバーを下げながら行います。メタルジョイントは長穴が開いてるので、その上側に六角ボルトが固定されるようにします。
車両固定用の六角穴ボルト(長)は、全力で締め込まないでください。上写真のようにフェルトの中央が潰れるくらい締め込めば外れることはありません。
同様にして左右計4ヶ所、六角ボルト(長)を締め込みます。
メインバーを掴んで前後左右に動かして、しっかりと固定されていることを確認します。
すべてのマスキングテープを剥がします。
4.サブバー・ネットを取り付ける
プラスチックジョイント
サブバーにネットが固定されています。
サブバーの端部にプラスチックジョイントを差し込みます。
サブバーの片側を上写真のようにメインバー前端部の上に置きます。
上写真のように、メインバー前方のストッパー前側にプラスチックジョイント開口部を重ねます。
プラスチックジョイントを上から押し込むとバチンと嵌まります。
反対側もバチンと嵌め込みます。
もう一方のサブバーは、メインバー後方にストッパー後ろ側にプラスチックジョイントを嵌め込みます。ネットは小さめにつくっているので、少し引っ張りながらメインバーに合わせて下さい。
反対側も同様に嵌め込みます。
こうなります。
真ん中のカラビナからネットに引っ掛けていきます。ネットは小さめなので引っ張りながら、カラビナに引っ掛けます。
左右のカラビナにもネットを掛けます。反対側も同様にカラビナを掛けます。
5.分割サブバーを取り付ける
この状態でも天井収納ラックとして使えますが、ネット中央が垂れ下がりやすく、後方視界が悪くなります。このネット垂れ下がり防止に分割サブバーを取り付けます。
プラスチックジョイント
分割サブバー
上写真のように、プラスチックジョイントをネット下側を押し上げて差し込みます。写真ではバーが付いてますけど、付けなくて構いません。
こんな感じで嵌まります。
このときネットを固定してるナイロン紐を挟まないようにします。
プラスチックジョイントはおおよそ3分割する位置にします。収納する荷物に合わせて位置を決めて下さい。
反対側はプラスチックジョイントの根元にネット端部を引っ掛けます。
後ろ側から見たところです。ネット端部とサブバーの間にプラスチックジョイントの根元を挟んでいます。この状態を維持するのは少しコツが入りますが、すぐに慣れると思います。
離れて見るとこんな感じです。
プラスチックジョイントを嵌め込んでいる側に分割サブバーを差し込みます。
分割サブバーを持ち上げて、反対側のプラスチックジョイントまで分割サブバーの端部を寄せます。
分割サブバーの端部をプラスチックジョイントに差し込みます。
サブバーにプラスチックジョイントを嵌め込みます。
下写真のようにネットを固定してるナイロン紐を挟まないようにします。
6.バンジーコードを取り付ける
バンジーコードには4つのフックがついています。
上写真のように、メインバーの上から確実にフックを引っ掛けます。
上写真のようにコの字を書くように、フックを掛けながらコードを取り回します。
これで天井収納ラックの完成です。
Ⅳ.天井収納ラックに荷物を収納する
荷物は、後部座席側からも出し入れすることができます。
荷室ドア側からも荷物を出し入れ可能なので便利です。
この折りたたみ椅子のサイズは、全長360mm、厚さ100mmです。このくらいの大きさなら抵抗なくサッと収納できます。
このレジャーシートは厚さ120mmですが、柔らかく潰れるので収納することができます。
荷物を収納したら必ずバンジーコードを掛けます。バンジーコードのフックは固定したままで、バンジーコードの下をくぐらせるだけです。分厚い荷物はバンジーコードを引き上げてからくぐらせます。
上写真は、折りたたみ椅子×3脚、レジャーシート、ブランケット、折りたたみミニテーブルを収納しています。