今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

人との繋がり

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私はコミュニケーション能力が低い。相対的に判断するしかないのだが、妻のコミュニケーション能力が高いので、余計に感じるのかもしれない。少し羨ましいと思うことはあるけど、妻の能力が子供に遺伝すれば良いのだ。

生きていく上で支障をきたさないレベルなので、あまり気にしないようにしている。別にリアル友達100人欲しいわけではない。そんなの面倒くさい。無理して愛想振りまいたりするのもしんどいのだ。誰でも向き不向きはある。


先日、見たい映画があって久しぶりにレンタルビデオ店(ゲオ)に行ったら、レジが
セルフになっていた。そういえばユニクロもセルフレジになっていたなあ。どうやらレジ打ちの仕事が無くなりつつあるようだ。

ユニクロは結構しっかりとした接客をしていたし、若い女性の笑顔が見られなくなるのが残念だけど、週末の混雑とコスト考えると仕方ないのだろう。

接客レベル低くて気分が悪くなることの多いコンビニこそ、セルフレジになれば良いのになあ。あまりコンビニで買い物はしないけど、ネットで買った荷物の受け取りでよく使うのだ。

とうにガソリンスタンドはセルフだし、徐々に接客の仕事が無くなっている。コミュニケーション能力の低い私は、いらない気を遣うことがなくなるので助かるけど、なんとも複雑な気持ちである。


全てのことがネット上で完結するようになる。現実世界で誰とも接することなく生きられる時代がすぐそこにあるのだ。もうそうなっている人もいるかもしれない。もはや街中にいる他人は風景でしかない。

昭和生まれのオジサンは、人に揉まれて生きてきた。多くの人に助けられてきた。人付き合いが下手なりに楽しんでこれたと思う。もちろん不快な思いや悩みは尽きないけどね。

仕事業界の寄り合いに参加しているが、若い人はあまり入ってくれない。基本ボランティアなので、直接的な利益はない。活動そのものに魅力がないのかもしれないけど、おそらく人との繋がりを拒否しているのだと思う。

ミニマリスト的な暮らしが流行っている時代なので、人の繋がりも最低限なのかな。


まあ価値観も人それぞれ。何のために生きているのかも違うのだ。

全部切り捨てて、必要最低限で生きることが楽なのは理解できる。しかし無償で他人に与えることをしなければ、返ってくるものはない。それは見返りではない。親子・夫婦・友達・同僚・仲間・・・全て人との繋がりなのだ。巡り巡って自分に何かしら返ってくるのは間違いない。

便利で味気ない世の中だからこそ、人の繋がりが大切なのだ。
人に与えるのは大変なことだけど、群れで暮らす人間が精神的に満たされるためには必要なことだと思う。