今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

デジタル化と時間


少し前に、ガラケーからスマホに変えた記事を書いた。

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スマホは大変便利である。
レンタルビデオ店(ゲオ)の専用アプリを入れると、いつも行く店の在庫が分かるのだ。まあ店内を適当に回ってタイトルを眺めているうちに衝動的に見たくなる映画もある。しかし普通は見たい映画が決まっている。レンタルビデオ店に行って、レンタル中でガッカリすることは無くなった。

今ではネット上で手続きをしてDVDを配達してくれる業者もあるけど、荷物を受け取るのは意外に面倒くさいのだ。もしかしてポスト投函してくれるのかな。

少し脱線するけど、日本郵便やAmazonが「置くだけ配達」を導入する(した)そうだ。やはり再配達の手間は問題だよね。安アパートにはセキュリティがほぼ無いから盗難が心配だけど、日本なら成立しそうなシステムだと思う。ウチもネット通販ばかりなので申し込みをした。

本題に戻る。

スマホを使うと、これまでレンタルビデオ店で使っていた会員証(ポンタカード)が不要になる。カード情報がスマホで表示できるからだ。

レンタルビデオ店を使う頻度は年に10回以下だろうが、今のところ無いと困る。ポンタカードを持ち歩く必要が無くなり、いい機会なのでポイントカードケースを整理してみた。

まあ無駄なポイントカードの多いこと。期限切れ、もう行くことのないお店のカードが無造作に入っていた。その数、二十数枚。全部捨てた。

結局残ったのは、いつも行く本屋のポイントカードと、リサイクル業者のカードだけ。もうポイントカードケースはいらない。今は新規でポイントカードをつくらないようにしている。


ついでなので、財布に入っているカードを見てみる。
運転免許証、図書館のカード、地方銀行のキャッシュカード、ネット銀行のデビットカード、クレジットカード、ETCカード、以上6枚。

日本は現金社会なので、メイン口座のクレジットカードは必要。ネット銀行への送金は、ネットバンキングでもできるけど、他行手数料が発生する。銀行で現金下ろしてコンビニ入金すればタダなのだ。

普段クレジットカードは使わないけど、いざというときに1枚あると安心である。過去に助けれられた経験があるのでお守り代わりに入れている。ちなみにイオンカードで、映画がいつでも1000円で見ることできる。

これらのカード6枚以外、財布内側に非常用のテレホンカードを仕込んである。もう20年以上歴代財布に入れっぱなしなので磁気が生きているか怪しい。非常時は公衆電話のほうが繋がりやすいと聞くので、これもお守りだ。まあ公衆電話自体がほとんどないけどね。

この中で、図書館のカードはすぐにデジタル化できると思う。自動貸出機は導入されているので、カードに書いているバーコードをスマホに表示できれば、カード無しでいけそうな気がする。いまのところ非公式な方法だけど。

最近は各社の電子決済システムがしのぎを削っているので、いずれキャッシュカードやクレジットカードも電子化されるのだろう。私は今流行っている PayPay などの電子決済システムは使ってないが、海外通販用の PayPal やランクル給油(軽油)用の QUICPay は、必要なので使っている。

無目的に決済システム登録することに抵抗がある。クレジットカードも最低限の枚数しか持ってない。新規開設で5000円プレゼントと言われても、自分で理解・管理できなくなるのが嫌なのである。


デジタル化すると持ち物が減り、便利になり、時間短縮にもなる。

だからといって、私はAmazonプライム会員にはならないし、電子コミックサイトにも登録していない。現実世界で、少ないお小遣いの範囲で、DVDを借りて、本を買っているのだ。

かつて私には無職の時期があった。時間が無尽蔵に感じられ、インターネット(2ch、YouTubeなど)とゲームだけで生きていたことがある。私は目の前に興味がある無料のコンテンツを並べられたら、ついつい見てしまうだろう。自分の時間や睡眠時間を浪費するに違いない。

スマホでゲームはしない。テレビは見たい番組だけを録画して見る。YouTubeは無目的に見ない。2ch(5ch)は趣味のスレだけを、ビューアーを使って読む。

膨大なデジタル情報は、自分を制御して、取捨選択しなければならない。無駄なことも楽しいのは理解できるけど、それでは時間がいくらあっても足りないのだ。

インターネットもビジネスである。あなたの時間を換金するために多くの猛者が狙っているのである。