今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

置き配をつかってみた

置き配とは
「置き配指定」を利用すると、お客様のご在宅・ご不在にかかわらず、ご指定いただいた場所に商品を配達し、サイン不要で配達完了になります。
Amazon 置き配指定についてより引用

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201911070


デリバリープロバイダとは
Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称です。TMG、SBS即配サポート、札幌通運、丸和運輸機関、若葉ネットワーク、ギオンデリバリーサービス、ヒップスタイル、遠州トラック、ロジネットジャパン西日本のいずれかが配送します。

Amazon 配送業者の連絡先より引用

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201910090

 

私はネット通販をよく使う。現物を見て吟味してみたいモノは実店舗で購入するけど、それ以外はネットでポチってしまう。なぜなら探す手間が少なく、商品の種類が多くて自分にピッタリなモノが選べるからだ。

ネット通販最大手amazonの発送は、ヤマト運輸(以下ヤマト)からデリバリープロバイダに移行している。ウチは田舎なのでつい最近までヤマトだったが、ここ数ヶ月でほとんどの荷物がデリバリープロバイダに変わった。

私はプライム会員ではなく、お急ぎ便を使うこともないけど、ヤマトだと翌々日には到着していた。それが今では3日以上かかるようになった。まあ急いで欲しい商品なんて滅多にないので、それは良いのだ。

問題は、希望通りの再配達をしてくれないこと。先日の荷物でも「今日の荷物は大量なので置き配できませんかね」と言われた。そちらの都合なんて知ったこっちゃないけど、昨今の物流業界の酷さは知ってるから無下に拒むのもかわいそうだ。

初めてだったので流れを聞いたが、玄関前に荷物を置いて写真を撮るだけだという。日本郵便のようにロック付きの配達箱も不要とのこと。サインもいらないという。まあ大した金額でもないし、田舎だから盗むやつもいないと思い承諾したのだ。

しばらくしたら配達完了のメールが届いた。玄関前に荷物が置いてある写真が添付してあった。配達した証拠ということか。写真の通り荷物は無事であった。しかし雨の日は玄関前が濡れてしまうので使えない。底上げした荷物入れが必要になるだろう。

盗難も気になるところである。日本の田舎だと他人のモノを盗むやつはほとんどいない。無人販売が成り立つくらいである。しかし置き配が定着してくると、それを狙う輩も出てくるかもしれない。


デリバリープロバイダのクレームはものすごく多くてネットでも非難轟々である。ウチの地域を担当しているデリバリープロバイダは、言われているほど悪くない。ヤマトのような細やかな対応(ネットでの時間変更など)はできないけど、ヤマトよりも愛想は良い。携帯電話もすぐにつながるから特に問題はない。

試しに置き配を利用してみたが、ほとんどの配達はコンビニ受け取りを利用している。宅配業者もアパートの階段を上り下りするより負担が少ないだろう。ただコンビニ受け取りできない商品があるから困るのだ。これからは置き配を併用していくことになるだろう。


Amazonを利用するのは、圧倒的な商品数と、2000円以上は送料無料ということだろう。たいがいの商品はAmazonにもあるから注文がひとまとめにできる。つまり配達受取りの手間が省けるのだ。価格比較したときに送料無料は大きい。少しでも安く買いたいユーザーの心理が働くのだ。

価格だけを見れば、Amazonは必ずしも最安ではない。しかし便利で色々考えなくても良いからAmazonで注文する。だから業者も手数料の高いAmazonで販売してるのだ。自社のネット店舗へ集客するのは難しい。

Amazonの徹底したコストダウンで、佐川やヤマトが撤退して、安価な料金でも配達する業者になったのだ。ヤマトと同じサービスが望めるはずもない。

ユーザーが求めることも際限がない。便利なことを知ってしまうと後戻りできないのだ。ユーザーは王様ではない。配達業者は奴隷ではない。ちょっとした気遣いや手間を負担することも大事だと思う。感謝の一言があるだけでもずいぶんと変わる気がするのだ。