なんだか偉そうなタイトルで恥ずかしい。お気に入りの道具を紹介するだけである。キャンプ場で他人の道具はジロジロ見ないと思うけど、使い勝手とか気になるよね。
タープ
今は2ルームテントが多く、キャンプ場でもよく見かける。メリット・デメリットは色々あるだろうけど、私はオープンタープ派である。
完全に好みの話なので適当にスルーして欲しい。
私はスクリーンタープや2ルームテントは、境界ができるのが好きじゃないのだ。フルオープンにしても建物の中にいる感じが拭えない。常に外にいながら日差しを和らげたり、ちょっとした雨を防いでくれるだけでいい。
ヘキサゴンよりもレクタングルのほうが面積大きくて自由度高いけど、ヘキサゴンは見た目がキレイて適当に張ってもシワができにくいのだ。それに比較的、風にも強い。ただし付属のペグでは抜けることが多いので、長くて丈夫なペグは必須である。
すでにカタログ落ちしたモデルである。私は5年ほど前に購入した記憶がある。今はレボタープ2になっているようだ。
https://www.uniflame.co.jp/product_cat/p_tent
しかしユニフレームはここ数年で値上げしすぎだよね。タープもポールなどが別売りになってしまって、セットで買うと実売40000円を超える。高いなあ。
まだ旧モデルのREVOタープL(実売20000円)の在庫はあるから、わざわざ高い現行モデルを買うことはないと思う。
そうそう。新しいポールは分からないけど、旧メインポールの端部キャップはすぐに割れます。ポールはスチールで頑強なだけに残念。キャップ無いと内部に土が入りまくりなんだよね。私はこのキャップをつけた。
プラスチック・ゴムの2重構造で安心。これに変えてからは特に問題はない。
焚き火台
オシャレキャンパーからは見向きもされないキャプテンスタッグ。私は結構好きなのだ。キャンプ道具のキャプテンスタッグ率は高い。今思いつくだけでも、焚き火台・ベンチ・マット・大型トート・やかんなどがある。昔からホームセンターで売っているから鹿マークは馴染み深い。
基本売れている商品を真似して安く売るスタイルのメーカーだ。同じ燕三条にあるスノーピークやユニフレームのようにスタイリッシュな売り方ができないから、差をつけられた感じがするのは否めない。しかし中には良いモノがあるのだ。このヘキサ ステンレス ファイアグリル M-6500 もそのひとつだと思う。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキューコンロ 焚火台 ダッチオーブン 1台3役 ヘキサステンレス ファイア グリル バッグ付 M-6500
- 出版社/メーカー: キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
- 発売日: 2012/07/18
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もう10年くらい売られているロングセラーモデル。模倣が多いキャプテンスタッグだけど、これはオリジナルデザインだと思う。まあ野暮ったいけどね。でもこの形は細部までよく考えられているのだ。余談だが、今では中華メーカーにモロパクりされてAmazonで売られているが、本家が激安なので(定価13200円で実売4800円って)大して影響はなさそうだ(笑)本家も中国製なのだけどさ。
買って数回は、使うたびに洗っていたけど、今は灰や汚れをさっと拭くだけで収納する。道具は使っていると汚れやキズがつくのが当たり前。もちろん乱暴に使うことはないし定期的に手入れもする。大事に使い込んだ道具はカッコいいよね。
このグリルの良いところは、薪・炭の投入口が大きいこと。フルサイズの薪が何本も入れられる。補強が入っている網も丈夫で、重い鋳鉄製の鍋の載せても大丈夫。デザインが野暮ったい代わりに安定感は素晴らしい。しかも丈夫。つくりがシンプルで丁番も良く出来てるので、雑に分解組立しようが少々乱暴に薪を入れようが壊れない。
こんなに大きいのに折り畳むとペッタンコになる。付属のバッグは大きめなので、チャコスタ・革手袋・着火剤など大人の火遊び道具も一緒に入れている。薄いからクルマに積む時も隙間に入れられるのだ。
キャンプ以外にもどこでも気軽に持っていける。近くの河川敷などでBBQするときにも便利だ。下にステンレス丸盆を敷けば、地面が焼けることもなく、灰で周囲を汚すこともない。
バーナー
言わずと知れた、スノーピーク ギガパワーストーブ 地
スノーピーク(snow peak) ギガパワーストーブ“地" GS-100R
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2016/12/24
- メディア: スポーツ用品
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確か発売したとき(1998年)に、凄い!と感動して買った記憶があるから、20年くらい使っているのだ。現行にはないがチタンモデルもあった。チタンは男のロマンアイテムだろう。
このバーナーは、小さいからどこにでも持って行った。山登りの連泊縦走から近所のコーヒーピクニックまで、ずいぶんと使ってきた。今までノンメンテナンス・ノントラブルである。壊れる気配もない。ぼちぼちゴムパッキンくらいは変えたほうが良いよね。
ははは。ここにもキャプテンスタッグが(笑)ザックに入れるときやオートバイに積む時は一番小さいOD缶を使うけど、クルマでのキャンプは大きな缶を使う。安定するし、安くてお得だからね。
頼りなさそうなゴトクだけど、いまだに開閉するときに節度がありグラグラすることもない。大きな鍋は厳しいけど、標準のクッカー・コッヘルなら安定する。5本の溝もしっかり滑り止めとして機能する。
このバーナーの見どころはここだよね。このゴトクの収納が実に美しい。すっと嵌るから気持ちいいのだ。私はここに惚れて購入したのである。できるだけシンプルな形・少ない部品で最大限の効果を発揮する道具は滅多にない。
今のスノーピークの製品は高価で縁がないけど、こういう名品が今でも手に入るのだ。自社の製品を大事にしているメーカーは良いよね。どこかの時計メーカーも見習って欲しい。
昔はタバコ吸ってたからライターで火を付けていた。キャンプにはライターを持っていくけど常時携帯しているわけではない。だから今はこれが欲しい。
スノーピーク(snow peak) GS100「地」用オートイグナイタ GP004
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: スポーツ用品
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おまけ
キャンプなどで使っているマグカップ。
左側が私のだが、毛利元就 生誕500年と書いてある。つまり1997年に記念で配られたモノである。どこで貰ったのか忘れた。2重ステンレスなので保温できるし、プラスチックの取手が大きくて持ちやすい。販促品だしプラ取手なので、すぐに壊れるだろうと思っていたけど、今年で22年である(笑)
使わずに保管していたわけではなく、登山にもバイクツーリングにもずっと使ってきたのだ。私はモノ持ちが良いのである。気に入れば有名メーカー品だろうと無名中華製品だろうと関係ない。同じ様に扱い、壊れるまで大事に使い倒すのである。