長かった梅雨が明けると夏休み
今年はコロナの影響があり短い夏休みなので、初っ端からキャンプ場を予約しておきました。
キャンプ場概要
ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ 公式webサイト
ここのキャンプ場は、リニューアルしたばかりのキレイな施設です。メインは至れり尽くせりのグランピングですが、シーズン中は1泊4~3万円しますから、私のような庶民が気軽に使える施設ではありません。それでも大人気で週末の予約は即満室になります。キャンプのように準備も後片付けもしなくていいですし、食事もついてますから手間を全くかけずに自然を満喫できることがウケているのでしょうね。
当然、私はそんな施設は使えませんから、普通のキャンプ場を予約します。
写真は ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ 公式webサイトからの転載ですhttps://camprsv.com/10210/campsite_rsv_dtl.php?campsite_id=10210&rsvmast_category_id=1685&rsvbase_site_id=20004731
ほぼ全面芝生のフリーサイト。ここはリニューアルする前から変わっていません。正直特筆するようなロケーションではありませんし、これといった売りもありません。リニューアルされたときに、トイレと炊事場はキレイになりました。
今回はウチの家族以外にキャンプ未経験の2家族も一緒なので、レンタル用品があること、子供が飽きずに遊べるところがたくさんあることを重視して選びました。
塩釜の冷泉
ここは日本の名水100選の塩釜冷泉で有名です。背後には蒜山三座があり真ん中の中蒜山の登山口があります。私も小学生の頃、中蒜山に登ったときには水筒にこの冷泉の水を汲んだ記憶があります。
現在は冷泉から直接水を汲むことはできませんが、各施設やキャンプ場に配管してこの水を汲めるようにしています。
周辺施設
キャンプ場にチェックインする前に、近くの蒜山塩釜養魚センターに寄って、魚のつかみ取りをすることにしました。
小さな池に購入した魚を放して、手づかみで捕まえるだけですが、小学生にとってはちょうどいい難易度で盛り上がりました。
購入した魚はアマゴです。
捕まえた魚はその場で塩焼きにして食べることができます。子供は魚をあまり食べないかなと思ってましたが、1匹ペロリと食べてしまうほど美味しかったようです。下処理も炭熾しもしてくれるので楽ちんであります。
キャンプ場チェックイン
テント設営
車の乗り入れは、荷物の積み降ろし時のみOKです。
夏休み最初の週末だけあって、結構混み合ってました。特に一番奥はソーシャルディスタンス的にええんかなと思うくらいテント間隔が近かったので、空いている場所にテントを設置しました。
レンタルテントが2張りあるので、説明書を読んでサクサクと組み立てます。ごく普通のドームテントなので誰でも簡単に組み立てられるし、テントを建てるのも楽しみのひとつなので私は要所で手伝うだけです。
暑いので適当に作業しなくてはなりません。本気で作業すると熱中症になります。水分と塩分を取りながら、タープ下で休憩しながらでちょうど良いのです。
おやつの時間
設営が終わったら、道の駅で買っておいたトウモロコシを茹でて食べます。
ここの野菜売り場は朝どれが次々に入荷してきます。大変人気があるので午前中に行かないと、午後には商品が売れてしまいます。
蒜山高原の夏の野菜と言えばトウモロコシ。車を走らせていても至ることにトウモロコシ畑があります。1本150~200円くらいですが、多くの品種があり何を買おうか迷ってしまいます。いくつか食べ比べしましたが、最近の品種はどれも甘くて美味しいですよ。素人ではなんとなく違いが分かる程度です(笑)
子供たちも瞬く間に食べきってしまいました。
大人のおつまみの枝豆。これも道の駅で買ったものです。
写真を取り忘れましたが、蒜山に行くといつも買うのはここのチーズ。たくさん試食させてくれますから、チーズに詳しくなくても自分の好きな味で決めることができます。チーズ好きなら是非オススメですよ。
今回は、モッツァレラとフォンタルを購入。子供用に裂けるチーズも。
キッズアドベンチャーランド
今回このキャンプ場を選んだのは、アスレチックとレンタサイクルがあるからです。レンタサイクルは時間の関係で利用しませんでしたが、アスレチックは2日とも遊びました。
子供向けの小規模なものですが、子供は飽きることなく何度も何度も繰り返し遊びます。
このネットのジャングルジムは私も登りましたが、一番上で寝転がると気持ちよかったですよ。ただし足の裏が痛くなります(笑)足つぼ的なことなのかな?
これも子供は何度も上り下りします。床がふわふわしますから、ゴロゴロと転がったりジャンプしたりと楽しそうです。
分量が難しい夕食
子供がアスレチックで遊んでいる間に、カレーをつくってもらいました。
人数が多いので今回のご飯は飯盒で炊きました。分量と火加減がよく分かりませんでしたけど、美味しく炊けました。かなり適当でもなんとかなるようなつくりなんでしょうね。そりゃ小学校の林間学校とかでも使われるはずです。
あとは適当に肉を焼くだけです。昼ごはんからずっと食べてばかりなので、結構余っちゃいました。人数多いと分量配分が難しいですね。まあ足りないよりはいいか。
お風呂と花火
ご飯を食べ終わったら、さっと後片付けをしてからお風呂です。
キャンプ場には24時間利用可能のシャワーもありますが、やはりゆっくりと湯船につかりたいので、車で10分くらいのところにある温泉に行きます。
温泉にはあまり興味がありませんが、汗だくで疲れた体がスッキリしますね。湯上がりの牛乳も美味いです。
楽しかった一日
お風呂から帰ってきたら、これまた楽しみだった花火をします。最近の花火は安いけど、中も小分け包装されていて、剥がすの面倒くさいし実際の花火の量は少ないのですよねえ。見栄えがするように膨らましているだけなんですよ。私が小さいときは花火を単品で売っている店があって、買うときもワクワクできたし、分量も分かりやすかったのですけど。子供が楽しけりゃ良いんですけどね。
花火が終わったら子供は寝る時間。
大人は焚き火の回りで適当に飲んで、つまんでダラダラと過ごします。この季節はほとんど薪もいらないよなあ。いつも無駄に持ってきてしんどいけど、実際は炭と併用すると2~3本あれば事足りるのですよね。夜ふかししないし、朝は撤収が面倒くさくなるから使わないしさ。
朝焼けクラブ
前回のキャンプで感動した夜明けが美しくて、ここでも早起きしてしまった。
日の出は5時15分だったので4時45分に起床。ここは木々に囲まれたキャンプ場なので太陽が見えてくるのは遅い。周囲がかなり明るくなってからなので、夜と朝のグラデーションは見られなかったけど、やっぱり朝焼けは美しい。
コーヒー飲みながら、朝焼けをゆっくりと眺めるのがたまりません。
見栄えがする朝焼けを見るならば、やはり周りになにも遮るものがない開けたキャンプ場が良いのでしょうね。
キャンプが終わるときは寂しい
いつも朝ごはんの写真はありません。
まだ時間的な余裕がないからでしょう。チェックアウトまでの時間を逆算してしまって、バタバタとつくって子供に食べさせていると写真なんてすっかり忘れています。テント撤収も同じですね。
子どもたちは、またアスレチックに行きたくてたまらないようですから、とっとと片付けしてチェックアウトします(アスレチックはチェックアウトしてからも利用可能です)
ああーーっ。終わっちゃった。
次はどこを予約しようかな。
9月はもう予約しました。8月は夏休みだからもう一回行ってもいいかな。メジャーなキャンプ場はもう予約でいっぱいだからどうしようかなあ・・・なんて悩むのも楽しいのです。
【おまけ】
この季節の川沿いにはブヨ(ブユ)がいます。私も経験的に知っていたけど、暑くて足首を出していました。もちろん虫除けスプレーはしていましたが、ブヨには効きにくいのか汗で流れたのかわかりません。
足首は5箇所噛まれていました。これメッチャ痒いです。しかも足首が腫れて1周り太くなっています。ブヨに噛まれると中々治りませんから辛いですね。
痒くてたまらないときはコレ。
私は持って無くて使わせていただいたのですが、痒みが引きますよ。お風呂では流れてしまいますし、持続時間も1日持つわけではないので、定期的に塗らなければなりませんが、これは1本持っておいたほうが良いです。帰路にドラッグストアに寄って買いましたよ。
ブヨは衣服を通して噛むことはできないので、肌を露出させないことが一番の予防になるのですけどね。日中は長袖長ズボンだとこれまた辛いですから・・・悩ましい。