今年の夏はヤバい
各地で40℃超えを記録し、私が住むところも38℃超えと、外にいるだけで倒れてしまうくらい暑いです。こんな気温を予想していたわけではありませんが、夏のキャンプはできるだけ標高の高い涼しいところを選びたい。
キャンプ場概要
休暇村奥大山 鏡ヶ成キャンプ場 公式webサイト
標高920mなので、都市のうだるような暑さはありません。朝晩は長袖を着ないと肌寒いほどです。もちろん日中はそれなりに暑いのですけど、まとわりつくような不快感が無いのです。
車乗入れ可能なオートサイト(サイト指定はできません)、好きな場所にテントを張れるフリーサイト、キャンピングカーが乗り入れ可能なサイトもあります。一部剥がれた場所もありますが、おおむね芝生です。下は花崗岩?と土で少し固め。細いペグは曲げてしまいましたが、位置を調整すれば打ち込むことができます。
今回は下記配置図のホオノキ2でした。
休暇村奥大山 鏡ヶ成キャンプ場 公式webサイトからの転載です
このキャンプ場に行くための、蒜山大山スカイラインや大山環状道路は、何度も通ったお気に入りの道ですが、ここのキャンプ場を利用したことはありませんでした。
実は、お盆のキャンプの予約が遅く、周辺のキャンプ場は予約でいっぱいでした。後述しますが今回の第一目的は、森の国で遊ぶことでしたので大山の近くのキャンプ場が希望だったのです。
お盆休みはキャンプ場も特別料金と称して割増されることがありますが、ここのキャンプ場は平時と変わりません。しかもお盆ギリギリでもまだ予約できました。ネット予約もできるしっかりとしたWEBサイトで人気がありそうですが、意外に穴場のキャンプ場だと思います。
大山はいつ見てもいい
このキャンプ場から大山が見られると良いのですが、残念ながら木々に遮られて見えません。しかし道中の展望台からは美しい姿を見ることができます。人気があるのは紅葉の季節で展望台周辺は渋滞になります。私は夏の大山も好きですね。確かに暑いけど抜けるような青い空と生い茂る緑がよく似合うと思うのです。何度来ても良い山です。
楽しみだった森の国
今回の第一目的は森の国で遊ぶことです。
私が小さい頃はアスレチックがブームで全国各地に本格的なアスレチックありました。私はゲーム性のあるアスレチックが大好きで楽しく遊んだ記憶があります。しかしその後、老朽化で壊されほとんどが無くなりました。最近は空中アクティビティとして命綱を装着して行うアスレチックがブームになりつつありますが、昔ながらのアスレチックがないかとネット検索して発見したのがここでした。
森の国 公式webサイト
西日本最大規模のフィールドアスレチックだけあって、かなりのボリュームがあります。他にも多くの遊具が用意されてるので、子供は1日中遊ぶことができるでしょう。ついていく大人が先に疲れ果てます。
アスレチックは昆虫コース(入門コース)と大山コース(冒険コース)があります。入門コースとありますが、小学校低学年の子供には難しいところが沢山あります。
絶対無理!怖い!なんてベソかきながらも、要所でターザンロープなどの楽しいポイントがあり飽きさせない構成になってます。
少しずつクリアできるようになってくると自信がついて面白くなってくるのでしょう。自分からドンドン進むようになってきました。
ここはただの吊橋だから簡単だけど高さは5mくらいなので結構怖い。私も余裕ぶってましたが高所恐怖症なので下が見られませんでした(笑)ロープを使って降りるときがまた怖いのですよ。
大山コース(冒険コース)は大人でも無理なところが沢山あります。高校生くらいの運動能力と若さがないとクリアできないのですよ。
これサスケだよね(笑)
オジサンには絶対無理だから。私は背が高いので上を掴むことはできるのですが、そこから自らの体を乗り上げることができません。難易度高すぎ・・・
ここもやること自体は簡単だけど、3mくらいの高さの1本橋を渡る自信がありません。一応ロープはあるけどさ・・・
スライダー楽しいよねえ。
レンタルそりは30分なのですが、その間一度も休むこと無く何度も滑ってました。もちろん滑ったら自分で階段を登る必要があります。
結局、4時間半ほど遊びました。
中々帰ろうとしませんでしたが、キャンプ場のチェックイン時間もあります。森の国からキャンプ場までは40分くらいかかるのですが、子供は車の中で爆睡でした。そりゃ電池も切れるよね。
キャンプ場チェックイン
テント設営
オートサイトはあまり大きくありません。ヘキサタープと4~5人用ドームテントで少し余裕があるくらいです。朝の散歩で他サイトも見て回りましたが、角地とか一部は大きい敷地もあります。しかし大きなテントやタープを使う場合はフリーサイトを選んだほうが良いと思います。
コロナの影響で、近くの大浴場の営業時間が短縮され、20時まで入れるところが16時までになっていて入れませんでした。翌朝は7時~8時半まで入れるようでしたが、その後の撤収を考えると中途半端なので、翌日に他の温泉にいくことにしました。この日はテント・タープを設営が終わった後にコインシャワーを使って汗を流しました。管理棟・その他設備は新しくてキレイです。
日が暮れて夕食
今回は大人も森の国で疲れることは想定していたので、サッポロ一番塩ラーメン、ご飯、餃子と簡単手抜きメニューです。これで十分なんですよね。めっちゃ美味いと子供もバクバク食べましたから、子供にとっては凝った料理よりも良いのかもしれません。
一応、餃子焼くために火は起しましたけど、この季節はほとんど薪はいらないんですよね。この日も結局、薪1本と炭を数本で十分でした。
この後、お約束の手持ち花火をしてから子供は就寝。
大人も疲れて、焚き火をしていると眠くなりました。
朝焼けクラブ
日の出は5時26分でしたので、5時頃に起床。しかし今回は朝焼けが見られませんでした。残念。
朝焼けはイマイチだったけど、爽やかで気持ちいい朝でした。気温が低いので涼しいのです。早速、静かにお湯を沸かしてコーヒーを入れます。何もせずに空を眺めるだけの贅沢な時間。早起きするのもキャンプの時だけです。
朝の散歩
みんなでブナ林の中を散歩します。
最近、子供にカメラを買ってあげました。NIKON COOLPIX S31 という古いコンデジです。簡易防水・耐衝撃・子供向けインターフェイス・私のコンデジとバッテリーが共通という理由で選びました。ヤフオクやメルカリに中古がたくさんあります。2500円で購入しました。
写真撮るのが好きなようで、いろんなこと考えながら撮影しているようです。親バカですが中々良い構図の写真があるので面白い。
朝ごはんと小ネタ
またまた朝ごはんの写真を取り忘れましたが、簡単手抜きのホットサンドです。たまごハム・ツナマヨ・コンビーフ玉ねぎの3種です。まあ鉄板の具だから美味しいよね。
焚き火台
私はキャプテンスタッグのヘキサファイアグリルを使っています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキューコンロ 焚火台 ダッチオーブン 1台3役 ヘキサステンレス ファイア グリル バッグ付 M-6500
- 発売日: 2012/07/18
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デザインは野暮ったいけど、大変優れたグリルです。もう4年ほど使ってますが壊れる気配がありません。ほぼ文句もありませんが唯一の難点は、芝生を焦がすことです。底と地面の間隔が狭いので、輻射熱で地面を焦がしてしまいます。下が土や砂などの直火可能な場所なら問題ありませんが、最近のキレイなキャンプサイトは直火不可の芝生であることが多いのです。
定番のステンレス丸盆も使っていますが、これだけだと輻射熱を地面に伝えてしまいます。芝生を変色させたことがあります。
今はさらにこれを使います。
スパッタシートは半分に折って二重にして使います
38mm角の木材を置きます
ステンレス丸盆を置きます
ヘキサファイアグリルを置いて完成。
横から見るとこんな感じです。
桟木を置くことで空気の通り道ができて、輻射熱が伝わらないようになります。実際にスパッタシートはほとんど熱くなりません。あくまで火の粉や万が一こぼれ落ちた炭を受けるだけです。
日帰り温泉
コロナの影響で、休暇村の大浴場の利用時間が制限されていましたから、帰りの道中にあるこの温泉に寄りました。
ここも休暇村ですね。
蒜山三座を見ながらゆっくりと温泉に浸かることできます。私はお風呂にはあまり興味はありませんが、足を伸ばして温かい湯に浸かれば、蓄積された疲れがほどけて体から出ていく感じがします。温度が少し低め(39℃)なので、のぼせにくいのも良いです。
ただし湯上がりは脱力してしまって、これから車を運転して帰る気力もなくなるのが難点であります。成分無調整の濃いジャージー牛乳を一気飲みしてエネルギーチャージするしかありません。ああこのまま一眠りしたら気持ちいいんだろうなあ・・・
夏の大イベントも終わり
今年の夏休みはコロナの影響で短いのです。だから夏の大イベントはコレで終了。今年は海水浴も花火も無かったからなんだか物足らない気もするけど、その分を詰め込んで遊びにいったつもり。子供も「楽しかったまた行きたい」と言っているから大成功でしょう。疲れてヘロヘロになりながら頑張った甲斐がありました。
9月は比較的近いキャンプ場を予約しました。10月も日にち調整をしてキャンプ場を予約する予定です。やっぱり月1回キャンプ場を予約すると楽しみができて日々の生活にハリが出るよね。頑張れるよね。