あけましておめでとうございます。
食っちゃ寝正月から離脱するのが辛かったです(笑)
変わらずマニアックな話ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明け1発目のネタは、年末の大掃除のついでにやったランクルのエアクリーナー交換になります。
開かずの扉エアクリーナー
恥ずかしい話だけど、ランクルを購入して2年間エアクリーナーを確認したことがなかったのです。エンジンルームは時々チェックはするのだけど、特に不調なこともないし、半年点検・1年車検の時に整備士が見て、整備シートにもチェックが入っているので大丈夫と思い込んでいたのです。
汚れているけど、エアクリーナーボックスには錆もありません。各パイプにも亀裂などは見られません。
エアクリーナーは、蝶ネジ1本外すだけで交換できますが、折角なのでエアクリーナーボックスやパイプを外して洗浄することにしました。
初めての分解する箇所は、あらかじめパーツリストの図面等を見てシミュレーションしておきます。まあ想定通りにはいかないこともありますけどね。事実、上記図面ではエアクリーナーボックスの取り付けボルトは2本ですが、実際にはボルトは3本で固定されてます。(ボディ側面に2本、ボックス底に1本)
エアインテークダクトがボルト2本で固定されています。上記図面でも分かります。小ネジ2本も外したほうが良いです。
後は、パイプのクランプを緩めると、全ての部品が取り外せます。
20年分の汚れが蓄積
左側:新品純正同等品 右側:社外品(バウリッシュ)
エアクリーナーは社外品(バウリッシュ 4×4 エンジニアリング)が装着されていました。
確かに純正よりもつくりは良いけど、外周のスポンジが元々黒いのか汚れているのか分かりません。多分整備士も汚れは分かりにくいけど、エアブローだけしてスルーだったのでしょう。前オーナーがいつ交換したのかも分かりません。ここできっちりとリセットするため純正品に交換します。
正確に書くと純正品ではなく、同等品であるドライブジョイ製品です。
ブランド紹介₋(旧タクティー)トヨタ モビリティパーツ株式会社 営業本部
DJ品番 V9112-2010 3003円
純正品は 17801-68020 4389円
純正品の実物を見たことがありませんが、写真で見る限りでは同じようなつくりです。
エアクリーナーボックス分解・清掃
ランクル70のエアクリーナーボックスにはダストカップが付いていて、ここに大きなホコリやゴミが溜まるような仕組みです。
ああ。やっぱり凄かった。
表層には軽い葉っぱなどのゴミ、下部にはホコリが1cmくらい堆積して固まってました。おそらく10年10万km以上は放置されていたと想像します。まあここにゴミが溜まっても性能的には問題ありませんけど、これを見て掃除しない人はいませんよね。当然整備項目にはありませんから整備士はこの蓋を開けることはないのでしょう。
速攻でゴミを除去してキレイに洗います。一部錆びていたのでサンドペーパーで錆を除去してシャーシブラックで塗装しておきます。
細かい写真は撮ってませんが、各部品は分解してお風呂場で中性洗剤とスポンジで洗います。取り切れない油汚れはパーツクリーナーで落とします。
傷や錆があれば、サンドペーパーで除去してシャーシブラックで塗装しておきます。
補修
エアインテークダクトの固定プレートのスポンジがボソボソに崩れていたので、スポンジを貼り直します。
やっぱり新品は良いね
キレイになった各部品を組み立てます。
エアクリーナーボックスで隠れる部分は、ウエスで汚れを拭き取ってできるだけキレイにします。まあどうせ見えなくなる部分なのですけどね。
前述した通りエアクリーナーは新品です。交換時期や走行距離も記録しておきます。
ハイ完成です。
エアクリーナーボックスは大きいので、ピカピカだと全体的にキレイになったように感じます。エアクリーナーは新品なので気持ちいいです。最高です。こんなことなら納車されたときにやれば良かったなあ。
しかしさらなる強敵が・・・
見てはならぬものを見てしまった。予想はしていたけどさ。ああああ面倒くせえ。でも気になって仕方ないのです。憎きEGR、どうしてくれようか。いっそ殺したいけど・・・とりあえず煤掃除だよね。ガスケット注文するかな。