こんにちは。
ご無沙汰しております。
ブログ倦怠期なのかもしれません。
書きたい欲求が少し溜まってきたので放出します。
そろそろランクルのオドメーターが20万km
購入したときから気になっていましたが、ショックアブソーバーやサスペンションブッシュは新車のときから交換されてないようです。前オーナーが持っていた整備履歴と実物の目視でしか判断はできませんが、十中八九間違いはないと思います。
現状確認
フロントショックアブソーバー
ショックアブソーバーからのオイル漏れなどの異常はみられませんが、ブッシュはヒビ割れまくりで限界っぽい。たちまち崩壊することはないでしょうから、あと数年は平気で使えるのでしょう。普通に考えると20万km使えるショックアブソーバーの耐久力に驚きます。交換するときに比較してみるつもりですが、まだ減衰力は残っていると思います。もちろん今回のリフレッシュで全て交換します。
コイルスプリングは、多少ヘタっているのかもしれませんが、特にサビも損傷もみられないので今回は触りません。余裕があれば取り外して防錆塗装しようと思います。
ロアアームブッシュ
ラテラルロッドブッシュ
正直ボルトも太くて触るのが億劫だし、ブッシュは全て圧入されているのプロにお願いしようと思ってましたが。しかし構造は簡単だし締め付けトルクとボルトは新品を使うことさえ守れば問題ないので、挑戦してみることにしました。ブッシュ外しが手に負えなかったらプロに泣きを入れようかと・・・
隙間からブッシュを覗いてみましたが、一部亀裂が見つかったくらいで特に問題ないように思えます。多分ここも今交換しなくても大丈夫だと思います。しかしゴム部品は見た目は大丈夫でも硬化してるのは間違いないし、いずれ切れてくるのは間違いありませんから予防整備としても交換することにしました。
私は素人ですし大きな工具は持ってません。本来なら油圧プレスがないとブッシュ交換できません。サービスマニュアルにもそう書いてあります。
できるかどうかわからないけど、カラーとネジを使ったSST(特殊工具)を製作して作業してみようと思います。
ロアアームとラテラルロッドの図面を引いてシミュレーションしてカラーとボルトを選定します。結局リアのリーフピンの圧入工具も合わせて、安物の油圧プレスが買えるくらいのお金がかかりました(笑)それでもプロの作業工賃よりは安いかな。カラーやボルトは注文したので、もう後戻りはできません・・・わはは。
リアショックアブソーバー
リアもショックアブソーバーからのオイル漏れなどの異常はみられませんが、ブッシュはヒビ割れてます。もちろん今回は全て交換します。
リーフスプリング
幸い折れやビビはなくまだ使えそうですが、サビが酷いです。リーフ折れの原因のひとつはサビですから、今回はバラバラにして防錆塗装します。リーフサイレンサーもすり減っているので全交換します。Uボルトのナット固そうだなあ。外れるか心配。
リーフピン・シャックルはブッシュと合わせて全て交換します。もしかしたらシャフトにサビがなく再使用可かもしれませんが、最悪外れずにサンダーカットする場合を想定して新品を用意しておきます。
ブッシュは割れている部分や変形している部分もあるので交換時期ですね。
リーフピンブッシュは圧入なので、ここでも図面を引いて特殊工具の設計をします。
このブッシュはツバ付きなのでベアリングセパレーターが必要です。他の工具で代用しようかと色々考えましたが、失敗して作業が中断することが嫌なので、ここは素直に専用工具を購入します。
ネットで上記の中古があったのでポチりました。アマゾンでこの半額程度で売られているモノもありますが、写真で見ただけでも安っぽくて実際に使えないのも困るのでこちらを選択しました。
その他
今回はフレームを支持しなければならないので、リジットラックの具合を見ます。
やはり高さが足りませんね。ブロックなどで底上げするしかありません。いずれ背の高いリジットラックが欲しいところです。
下に潜って、作業のシミュレーションをしていたらオイル滲みを発見。あああ。これは今後の課題として保留ですね。
注文していた部品が到着
まだ到着してませんが、これ以外にも特殊工具用の部品や、その他工具やケミカルを注文しています。ブッシュひとつひとつは安いのですけど、塵も積もればビックリするような価格になります(泣)
新品に交換しておけば、これから20万Kmは機能するわけですから必要経費と考えます。足回りのキシキシ音が軽減したり、乗り心地が改善することを願っています。
あとは最近の何もかもヤル気が起きない病を克服しなければなりません。部品を買っただけで満足しないように奮起しなければ。これが一番の問題だったりします。