今日もランクル日和

40代からはじめる素敵なランクル生活

お手軽電圧計


先日、オルタネーターを交換した記事を書いた。

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クルマには絶対に必要な電気。エンジンを始動したり、燃料を燃やしたり、ヘッドライトを点灯したり、ワイパー動かしたり、車内を送風したり・・・とにかく電気の供給が止まると、クルマは動かない。

整備士やクルマ・機械好きな人なら、ちょっとした異変にも気づくことができる。それは音(聴覚)・振動(触覚)・動き(視覚)・臭い(嗅覚)で感知するわけだが、曖昧な部分があり、なんとなくおかしいと漠然としていることも多い。

私は、セルモーターの音で、オルタネーター寿命の前兆を感じたわけである。ランクルにはアナログ電圧計が付いているので視覚でも判断できるけど、目盛りがなく針の角度だけの目安でしかない。もちろん無いよりは良いけどね。

ということで、この車載グッズをオススメする。


 シガーソケットに差し込むだけなので非常に簡単に装着できる。今どきのクルマには標準装備だろうけど、USBポートも付いているので携帯などの充電が可能である。私はまだ使ってないけど、USBポートを使うと電流が表示されるようだ。

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早速、購入して装着してみた。

エンジンを掛ける前は、12.6~12.8Vと表示されるので、バッテリーの状態も分かる。
エンジンを掛けるとオルターネーターで発電されるため、13.8~14.1Vと表示される。
エアコンをつけたり、パワーウィンドウを動かすと電圧計の数値が下がるのも理解できるだろう。

ランクルはアフターグローがあるので、エンジンを始動して数分は、電圧計も上がらない。始動直後は12.8~13.0Vくらいで、しばらくしたら上昇する。

安価な割に優秀なグッズだと思うけど、難点は斜めから見ると数字が見えなくなることだ。

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運転席からみるとこんな感じ。
完全に小数点以下の数字が見えない。シガーソケットの位置もあるけど、ここに計器が入ることを考えられているはずもないのだ。発光ダイオードを前面に出すなどの対策をして、角度をつけても数値が読めるようにして欲しい。

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身を乗り出すと読めるようになる。まあスピードメーターやタコメーターのように常に見ている計器ではないから大した問題ではないけどね。始動前、始動直後、運転中(信号などで停止中)にチェックできれば良い。見るのは一瞬だけだ。

正常な数値は覚えてしまうから、いつもよりも数値が下がっていると電気系統のどこかに異常があるということだ。下がっているタイミングや下がり方で、ある程度どこが原因が目星をつけることができる。

電気関係の故障は、放置すると突然停止したりと大事になるから、早めの予備整備が良い。レジャー中に立ち往生なんてしたくないだろう。


余談だが、側がシルバーで少し派手なので、グレーのカッティングシートを貼った。些細なことだけど、あまり目立たずランクルの内装にもマッチするようなプチカスタムである。このシルバーは今のクルマには似合うと思う。

数値が変化する様は面白い。お手軽電圧計おひとついかが?