こんにちは。
前回の投稿から1週間以上経過してしまいました。やはり2つのブログを均等に書き続けるのは難しいですね。理想は交互に毎日投稿ですが、理想は理想過ぎなくて、現実には自分の時間があり余裕がないと書けませんね。
まだ自転車に乗れない
先週に約束していた自転車の練習
ウチの子は、どうやらあまり運動が得意ではない。外で遊ぶのは嫌いではないけど、家で絵を書いたりママゴトをするのが好き。最初はストライダーのようなランニングバイクを購入したが、ほとんど乗ることもなく体が大きくなってしまい、他の子供にあげてしまった。次に購入したペダル付きの自転車は補助輪がなかなか外せなかった。
4月からは小学生。ぼちぼち自転車に乗れないと困るときがくるでしょう。1年くらい前から補助輪は外してあるけど、上手く乗れないから練習もしない。親も練習に付き合うとしんどいから、まあいいかと先延ばしに・・・ははは。血は争えないなあ。
近所の同級生は、ほとんどの子が自転車に乗れるようになっている。一緒に遊ぶときに自分だけ自転車に乗れないことに焦っているよう。「よし来週は自転車の練習をしよう」と約束したのです。
まずは我流で自転車に乗ってみる
親がサドルの後ろを掴んで支えて自転車に乗ってみる。親が力をいれてバランスをとってやればなんとか走ることができるけど、あっちへフラフラこっちへフラフラと安定しない。一生懸命に乗っているのは分かるけど、これまでとあまり変わらないなあ。うーん・・・そうだ!
テレビやっていた自転車が乗れるメソッドを思い出し、試してみることにした。
自転車が乗れるようになるメソッド
足で蹴って進む
ペダルは漕がずに、足で地面を蹴って進む。まさにランニングバイクと同じように乗ってみる。最初はそれでもフラフラしていた。慣れてくれば、足で蹴ったあと足を上げて空走させる。惰性で自転車が進んでいる間が楽しいようで、何度も何度も練習していた。
フラフラと我流でペダルを漕いでいるときは「怖い」と言っていたが、この足で漕ぐ方式だとすぐに足をつくことができる安心感と、空走しているときの爽快感で、恐怖心も無くなるようです。
ペダルを漕いでみる
空走距離が長くなり、まっすぐ走らせることができるようになったら、ペダルを漕いでみる。最初とは全く違う安定感で親がビックリする。自転車は漕ぎ出しが一番難しいので、サドルを握ってアシストしてやる。スピードが乗ったら手を緩める。
漕ぎ出しはペダルに力を入れること、左右均等に回すこと、ハンドルには力を入れずに腰でバランスをとること。これを教えるだけで、どんどん上達していった。家の前のあまり車の通らない道を5、6回往復すると、漕ぎ出し以外はアシストが不要になった。
自転車に乗れた瞬間
「離しちゃダメだよ」「分かってるって」・・・と言いながら親は手を離して、ガシャンと倒れる。もはや通例儀式となっていて、多くの子供が経験することでしょう。ドラマとかでもよくある演出です。
一緒に走っていたので、子供は私がまだサドルを持っていると思って自転車を漕いでいる。そこで早く走って子供の自転車を追い越してみた。「ええ!手を離してるの!」と言いながら普通に自転車に乗っている。道路の端で止まると「ひとりで乗れたよ!」と嬉しそうな顔。良かったね。この顔、この瞬間をみるために、私はこれまで練習に付き合ってきたのです。
もう楽しくて仕方ないのでしょう。何度も何度も道路を往復します。そりゃこの爽快感を知ると自転車は楽しいよね。
ひとりで漕ぎ出しは難しい
後は漕ぎ出しのアシストを無くしていくのですが、これは結構難しかった。しかし自分で乗れるようになったことで自信がついたようで、また何度も練習して、最初から最後まで自分だけで自転車に乗れるようになった。
実質3時間弱の練習で、最終的にはカーブも曲がれるようになった。もちろんブレーキをかけて止まることもできる。子供の興味があることの集中力は凄いな。最後は疲れて踏む力は弱くなり、上手くいかなくなって悔しくて泣いていたけど。よく頑張ったね。出来るようになるまで投げ出さずに練習できたことに成長を感じるよ。
自転車が乗れるようになることの意味
ペダルでスネをうって青痣はつくったが、一度もコケることもなく自転車に乗れるようになった。このメソッドは凄い。というか小さな頃にランニングバイクにたくさん乗って練習していれば、補助輪なんて不要だったのでしょうね。
遠回りも無駄じゃない。
少しづつ練習したら出来るようになることが理解できた。ウチの子はなんでも一気に出来るようにならないとダメと思い込んで、闇雲に練習しようとする。出来ないと癇癪を起こすこともある。まだ自分で方法を考えて行動することは出来ない。だから親が段階をつくり、達成感を持たせながら徐々に難しくしていけば目標を達成することができた。
自分だけでできたことは自信になる。これも大きな収穫だった。これまで出来ずに諦めたことはたくさんある。最初から無理と決めつけてやらなかったこともたくさんある。自転車が乗れるようなったことは大きな自信になったと思う。また壁にぶつかったときに、この自転車の経験を思い出してくれたら嬉しい。