前回、シームレステープを貼り直してテント補修しました。
テント防水(撥水)
とりあえず調べてみる
今回は、フライシートとボトムシート(テント本体下側)の防水(撥水)をしてみようと思います。
色々調べてみたけど、普通は液状の防水材を刷毛で塗布するようです。やってみなければ分からないけど、結構高価なので悩むなあ・・・
效果はあるみたいだけど、結局はボトムシート(テント本体下側)の生地の性能を超えることはできないよね。うーん。下側から滲み出たことはないし、テントが浸かるような大雨だったら、どちらにしてもアウトです。あまりお金を掛けたくないのが正直なところ・・・
というわけで、これを2本購入。ははは。
いざ実行
アパートではテントを広げてスプレーする場所がないので、実家に帰ったときに実行。風があるけど大丈夫だよなあ・・・実家に帰る機会は限られているので、強引に進めたのが悪かった。ここでやめる決断をするべきでした。
写真取る余裕はありませんでした。
購入した防水スプレーは、噴霧力があまりなく風もあったので、結構無駄が出ます。やっているうちに薄々気づいていたけど、1本でボトムシートを全て塗るのは無理そう。とりあえず水が染みやすい、角と立ち上がりは塗ったけど、下面はほとんど無理でした。どうせその下にグランドシート(ブルーシート)敷くから良いかな。
悪夢はそのときやってきました。
急な突風がきたと思った瞬間、テントが変形・・・んん?
あああああ。メインポールが折れました。
こんな強そうなスチールポールでも折れちゃうのですね。
またお金が掛かるよ(泣)
スチールポールを直す
スチールポールを検索
コールマンはテントの部品も全て買うことができますが、私のはB.C.キャノピードームの初期型。すでに生産中止で部品購入は無理でした。
仕方ないので、ヤフオクやメルカリで中古を探します。しかし都合よくポールだけなんて出品があるはずもなく、テントを丸ごと買うしかありません。まあ数千円から落札できるのですが、ポール1本のために無駄な場所をとる他の部品もすべて引き取る必要があります。うーん。なんだかなあ。
スチールポールを調べる
ふりだしに戻り、ポールの寸法を測って流用できそうなポールを探すことにします。
メインポールは、スチール製でグリーンに塗装されています。
直径は19mm、厚さ0.7mmほどのパイプです。全長はおよそ1700mm。
おっ!
よく見ると。入口の幕を跳ね上げるためのポールも同じ寸法のようです。
直径19mm、厚さ0.7mm、全長1700mmと全く同じ。ただし先端にハトメを受けるための鉄棒が付いてます。
この鉄棒を抜けば全く同じポールなのか。そりゃわざわざサイズ変えるとコスト上がるよね。
さらによく観察すると、全く同じではありませんでした。先端に鉄棒がつくので、折りたたんだときにキレイに収まるよう、分割位置が少し違います。しかしメインポールとして流用するのに全く問題はありません。
全てのポールを観察していると、ヒビ割れが入ったポールがありました。なるほどパイプの合わせ目が割れちゃうのか。こりゃいつ折れ曲がってもおかしくないな。これも使わないほうがいいでしょう。というわけで2本ともメインポールに流用することにしました。
ポールを購入する
似たようなポールを探すとこんなポールがありました。
おお。少し長いけど、同じ19mm径のスチールポールが売ってるのですね。よしこれを2本買うか。
やはり長さが90mmほど違います。しかしこのポールは入り口の幕を跳ね上げるだけなので、少々長さが違っても問題ありません。
先端の棒は、プラスチック製でした。従来の鉄棒のほうが強いけど、とりあえずそのまま使います。もし折れたらそのときに鉄棒に交換すればよいのです。
90mmしか違わない割に重いなあと思ったら、パイプの厚さが0.9mmと分厚い。鉄の仕様は不明ですが、丈夫になってるので良しとします。
曲がったポール、ヒビ割れたポールも予備として保管します。連結部品を分解すれば使える部品があります。もしまたメインポールが折れることがあれば、折れた箇所だけを予備部品と交換すればよいのです。
3歩進んで4歩下がる
長々と書いてきましたが、テント補修計画としては全く進んでいません(笑)まあ仕方ないよね。使い古したテントはガタが来ても不思議ではありません。壊れたら直せば良いのです。でもあまりお金が掛かると、新しいテントが買えるよ・・・なんて考えてしまいがちです。道具も大事に使えば愛着も増します。せっかく苦労してシームレステープを貼ったのですから、これからも使わないとね。