こんにちは。
お久しぶりでございます。
ブログも長く書いていると、億劫になることがあります。それでも今までは無理やり捻り出していましたが、インスタグラムにも投稿するようになってからはつい楽な方に流れてしまいます。なるほどなあ。そりゃブログが廃れて気軽なSNSが主流になるわけです。・・・・スイマセン言い訳ですね。ハイ。
コロナ自粛で家に籠もってますから、ランクルいじり、モノつくりが捗ります。
ショベルを発見
実家の物置を整理していたら、昔私が購入したショベルが出てきました。
金象で有名な浅香工業の製品です。ホームセンターでもよく見かけますよね。
現物の写真は撮ってませんが、使用されたまま放置されていたので、さじ部分はかなり錆びていました。
ショベルとスコップ
少々脱線しますが、ショベルとスコップの違いを知っていますか?実は日本工業規格(JIS)で規格化されています。
https://kikakurui.com/a8/A8902-1988-01.html
上記リンクでは、図が省略されているので、じっくりと内容を理解したい人は、下記webサイトのJIS検索で JIS規格番号 A8902 で検索すると完全版が見られます。
さじ部に足掛けがあるものがショベル、そうでないものはスコップです。
しかし呼び名は、個人差・地域差があるでしょう。シャベルと呼ばれることもありますよね。私はずっと大きなものをスコップと呼んでました。さじの先が尖っているものを剣スコ、平たいものを角スコと呼んだりします。園芸用の手持ちの小さなものをシャベルと呼んでました。一応この記事では、JISに習ってショベルと表記することにします。
ショベルはカッコいい
変態なのかもしれませんが、ショベルの形は美しいと思うのです。特に緩やかなカーブを描く木柄のショベルが好きです。長年使われ続けて完成されたデザインには一切のムダがない。道具として完成体なのだと思う。これ以上改良されることもありません。
ランクルやジムニーなどの四輪駆動車には、よくショベルが積まれています。ハードにクロカンを楽しんでいる人には、スタックしたときなどの必需品なのかもしれませんが、ほぼ街乗りの私にとっては無用の長物なのであります。野宿にいったときに穴堀りに使えそうですが、普通の有料キャンプ場だと穴掘り不可なところばかりです。
つまりカッコいいから積みたいだけなんです(笑)
使うこともないでしょうから、室内に積めばいいのです。室外積みだとショベルも傷むしね・・・わははは。本当にエセ四駆乗りだな。
ショベルをレストア
いつもの通り、きまぐれで作業するので、写真がほとんど残っていません。
泥汚れを洗い、ざっくりとワイヤーブラシでサビを除去したところです。木部は表面が汚れていたので、#240~#400の紙やすりで表面を削り落とします。
写真のように、マスキングテープと養生テープでマスキングします。
このウレタンニスを刷毛塗りしました。乾いたら#400の紙やすりで表面を滑らかに研磨した後にもう一度塗ります。つや消しクリアはアラが目立ちにくいので刷毛塗りでも簡単に雰囲気良く仕上がります。刷毛目が出れば紙やすりで均せばキレイになります。
塗膜が厚いので、割れなければそれなりに耐久力もあると思います。室内積み予定なので、紫外線でボロボロになることもないでしょう。
ウレタンニスが完全に乾いたら、今度は逆に木部をマスキングして、さじ部とグリップに#400~#600の紙やすりで全体に足付けを行います。この段階でサビはできるだけ除去します。
ゴミや研磨粉をキレイに拭き取って、全体を脱脂します。
いつもの万能下地のミッチャクロンをスプレーします。これ本当に凄いですよ。上塗りがかなり剥がれにくくなります。これで安ければ最高なんですけどね。
通常版よりも少しだけ高価ですが、剥がれにくい塗料です。高校生の頃からお世話になっている缶スプレー。私はソフト99の缶スプレーが一番使いやすいと思います。今まで何本買ったかなあ・・・恐ろしい本数だなあ。
このつや消しブラックは失敗しないです。適当に雑に塗ってもムラになりにくく誰でも簡単に塗れますよ。
ハイ。完成。
オリジナルのさじ部は、テンパーカラー(酸化皮膜)仕上げの紺色が美しいのですが、四輪駆動車に積むならつや消しの方が似合うかな。
ねっ。ショベルはカッコいいでしょう。美しい形だと思いませんか。
長くなってきたので今日はここまで。
次回完結。ランクルにショベル固定。
乞うご期待。