ついに製品版完成
ランドクルーザー70の灰皿換装式ドリンクホルダーを製作し、約2ヶ月間使ってきました。
試作品は私がアルミ板やABS板を切った貼ったで製作しました。インスタに投稿したところ、欲しいと反響が多かったので専門加工業者にお願いして量産することにしたのです。元々量産化を考えた設計でしたが、より完成度を高め万人に扱いやすい製品にしました。
使いやすい位置
ランクル70系・プラド70系にはドリンクホルダーがありません。
正確にはシフトノブ周辺に浅い穴のドリンクホルダーが付いたモデルもありますが、昔の設計なので現在の飲み物を入れるには使いにくいのです。
昔は喫煙が当たり前で、灰皿も大きくインパネの一等地に鎮座していました。ランクル70系も使いやすい位置に灰皿があります。しかし現在では喫煙者の数も減りました。私も十数年前にやめてしまいました。灰皿は小物入れくらいにしか機能していません。インパネの一等地が空き地だと勿体ないので、灰皿の代わりにドリンクホルダーを入れることにしました。
元々灰皿のあった位置ですから、ドリンクホルダー使用中もマニュアルシフトレバーに干渉することはありません。運転席からも助手席からも使いやすい位置にありますから大変便利です。
優れたドリンクホルダー本体
ドリンクホルダー本体は、HE22S スズキ ラパンの純正流用品になります。これはスズキの他車種でも使われている実績のある使いやすいドリンクホルダーです。
しなやかな高級感のある素材でつくられています。そのためカチャカチャと音がすることはありません。精度も高くガタつくことなくスムーズ引き出すことができます。背当てが付いているので、背が高いボトルも安定して固定することができます。車両の振動でインパネにボトルが当たることもありません。
71.5mm径の入れ物まで対応しています。
今どきのコンビニコーヒーS・Mサイズや600mlのペットボトルも入ります。もちろん細い250ml缶コーヒーもぐらつくことなく使用できます。かなり丈夫につくられているので、500ml位の保冷ボトルも入れることはできますが、長期使用を考えると300ml位までの保冷ボトルを推奨します。（保冷ボトル自体の重量を考慮して）
違和感のない外観
できるだけ純正の灰皿のようにみえるように前板を製作しています。灰皿周りのインパネはサンド調の仕上げです。
灰皿も同様の仕上げですが、違和感のないようにABS樹脂板に同様のサンド調塗装仕上げとしました。（艶消し黒色のみの設定）
機能がことなるため純正灰皿の前板とは形状が異なりますが、下側から見上げることはないのでデザイン的にも違和感はありません。
外観は純正灰皿、引き出すとドリンクホルダーなのでスマートです。
使わないときはドリンクホルダー本体が視界に入らないことが良いと考えます。
完全ボルトオン設計
ドリンクホルダーは完全ボルトオン設計で加工は不要です。
本体のプラスネジ2本。灰皿と換装するためのインパネ外しでプラスネジ6本を緩めて締めるだけです。インパネを外すときに数本のコネクターを付け外しする必要があります。
コネクターの付け外しがあるので、バッテリーのマイナス端子の付け外しをする必要があります。
プラスドライバー（2番）があれば誰でも装着可能です。
製品仕様
ランクル70系・プラド70系 専用設計（再販GRJ70は灰皿形状が違うので装着不可）
ドリンクホルダー本体：HE22S スズキ ラパン用
（品番：73830-85K01-P4Z， 品番：73840-85K00）
前板：ABS樹脂削り出し 艶消し黒色サンド調塗装仕上げ
ステー：5000番台 1.5mmアルミ板 リベット固定
ただいま在庫はありません。ご予約はお受けできますが、再製作時期は未定です。
（2023年11月現在）
価格 17,500円（送料別 60サイズ）
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